コトブキ獣医科医院

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和光ファミリー歯科の取り組み

フェレット・モルモット・ハムスター


フェレット編

インスリンを分泌するすい臓のβ細胞の腫瘍で高インスリン血症によって低血糖状態になり、嗜眠・虚脱・腰フラ・震え・発作などの症状がみられる。
フェレットのインスリノーマは他の臓器への転移は少ないが再発しやすく完全な回復は期待できないことが多い。
症状 ・4~5歳で発症することが多い。
     ・メスよりオスが多いかもしれない。
     ・腫瘍化した細胞から過剰なインスリンが分泌されて → 血糖値が低下して→
      嗜眠・体重減少・昏迷性凝視・後躯の虚弱や運動失調・前肢で口元を拭う動作     
      や流涎などがみられる。
診断 臨床症状と低血糖(60mg/dl以下)で仮診断する。
    *whipple3徴
   1.低血糖
   2.低血糖に関連した一時的な神経機能障害
   3.ブドウ糖や食餌を与えることによって神経学的異常が劇的に改善する。
*フェレットは飢餓状態、敗血症、肝疾患その他、腫瘍で低血糖になることもあるがインスリノーマがもっとも一般的な原因になる。
確定診断は外科手術時にすい臓の生検をして、組織学的に確認する。

1・内科的治療 低血糖による臨床症状と代謝不全をコントロールすることが目的。
   すい臓の腫瘍の進行を止めることはできない。
  ・グルココルチロイドやジアゾキシドを投与して血糖値を上げる。
  ・高たんぱく食(肉)を与え、長時間餌がない状態は避ける。
  ・高炭水化物や多く糖を含んだオヤツは与えない。

2.低血糖に対する緊急処置
   ・家庭では咬まれないようにハチミツなどを歯肉にぬりつける。状態が回復したら食餌を与えた後、
    診察を受ける。
   ・上記の処置で改善がみられないときはただちに診察を受ける。血糖値を評価し、ブドウ糖を注射
    する。

外科的治療
   外科的治療をすることで、通常は内科的治療を単独で行うよりも生存期間がのびるといわれている
   が、腫瘍組織は小さく散らばっていることが多いので、完全に摘出することは難しい。

モルモット編

野生のモルモットは野草の茎や根、樹木の皮などのビタミンCが豊富で繊維質の物ばかり食べています。
おうちで飼育しているモルモットも同様で、牧草を与えますね。牧草の食べが悪いと咬む回数が減るので、歯が磨耗せず、咬み合わせが悪くなり、舌や口腔粘膜を傷つけ(口内炎)、その痛みで食欲が減退します。
またビタミンが不足すると、コラーゲンや象牙質、セメント質が十分に作られなくなり、皮膚が弱くなったり、虫歯になったり、さらに歯の咬み合わせも悪くなったりします。
さて、モルモットの食事です。
野生のモルモットは先にも述べたように野草の茎や根、木の皮など硬くて長い繊維質のものを食べています。
おうちでは・・・
牧草 70%  ペレット 10%  野菜(ビタミンCの多いもの) 20%
を目安に与えて下さい。
*モルモットはウサギと同様に歯が常に伸び続けます。常にこのことを考えてあげてください。
牧草が足りないと・・・歯が磨り減らない。歯が伸びすぎてしまったら、早急に相談してください。
ビタミンC不足・・・コラーゲンや象牙質、セメント質などが作れない。歯が悪くなる原因になります。
更に遺伝として「不正咬合」というケース・・・食欲はあるのに食べにくい。だから食べない。
虫歯も問題です。その他、舌の潰瘍、頬粘膜の潰瘍などができて、痛くて食べが悪い。口臭、口周りの毛が唾液で汚れる。胃腸の運動が悪くなるなどの様々な症状が出ることがあるので、モルモットの食事は健康な生活を送るためには、注意を払わなくてはいけません。

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