コトブキ通信

Vol.28  「猫の肥大型心筋症についてのお話」

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コトブキ通信 Vol.28「猫の肥大型心筋症についてのお話」

担当:西渕

 

肥大型心筋症について

今回は「心不全」についてのお話です。
心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓が送り出せない状態や全身から戻る血液を心臓が受け取れない状態など、
心臓の機能が不十分な状態の事を言います。
その中でもネコちゃんに多い心不全「肥大型心筋症」についてご説明します!

 

肥大型心筋症とは

心筋症は猫で重要な心疾患で「肥大型心筋症」「拡張型心筋症」「拘束型心筋症」の3種類に分類されます。
この中で最も多いのが肥大型心筋症で、心筋症全体の約60~70%が該当します。
肥大型心筋症は、その名の通り心臓の壁である心筋が肥大して厚みを増し、左心室が狭くなるタイプの心筋症です。
左心室が狭くなる為、その上にある左心房に血液が溜まって大きくなり結果として「肺水腫」が引き起こされます。
また、肥大型心筋症になると合併症として肺水腫以外にも「腸骨動脈血栓塞栓症」が起こる可能性があります。
流れの悪くなった血液のせいで、血栓が出来上がり、それが動脈を塞ぐため、後ろ足に血液がいかなくなり、突然の後肢麻痺が特徴的症状となります。

 

症状

普段と違う様子がないか、日頃のチェックが重要!

・元気がない
・咳をしている
・呼吸がうまくできない(呼吸困難)
・口を開けて呼吸する(開口呼吸)
・後ろ足が冷たく、肉球の色が白くなっている
・突然、後ろ足が麻痺して動けなくなった
…など

心不全と上手に付き合う為に

処方された薬は決められた通り飲ませましょう
肥満は心臓に負担をかけます。標準体重を維持させましょう。
激しい運動は控えましょう。
塩分の摂りすぎ注意しましょう。(人間の食べ物、急なフードの切り替えは×)
温度・湿度の安定した場所で過ごすよう心がけましょう。

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