Cause of itching 痒みの原因
犬や猫は様々なものが原因で痒みを起こします。その原因は、
- ノミに刺される
- 細菌などに感染している
- アレルギーになっている
など、様々です。 このうちの「アレルギー」の原因は血液検査で簡単に知ることが出来ます。
Allergy test アレルギー検査について
アレルギー検査でわかること
アレルギーの検査をすると、その原因が分かります。その原因には、
- 草木の花粉
- 家の中のダニの糞や死骸
- カビの胞子
- 食べ物
などがあります。
痒みの原因が何なのか特定できると、これからどうすれば良いかが分かります。原因を避けたり、痒みを薬で抑えたり、皮膚の免疫をサプリメントなどで高めたりして、アレルギーを緩和、または起こさないようにします。
アレルギー検査の種類
アレルゲン特異的IgE検査
アレルゲン特異的IgE抗体の血中濃度を定量的に測定するものです。採血をし、血清中のIgE濃度が最も高いアレルゲンを判定することが出来ます。
40項目(犬のみ)
節足動物 | ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ、ノミ、蚊、ゴキブリ |
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樹木 | スギ、シラカンバ、ハンノキ |
カビ | アスペルギルス、アルテリナリア、クラドスポリウム、ペニシリウム |
主要食物アレルゲン | 牛肉、豚肉、鶏肉、卵白、卵黄、牛乳、小麦、大豆、トウモロコシ |
除去食アレルゲン | 羊肉、七面鳥、アヒル、鮭、タラ、ナマズ、シシャモ、ジャガイモ、米 |
雑草 | ヨモギ、オオブタクサ、アキノキリンソウ、タンポポ、フランスギク |
牧草 | カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ホソムギ、ギョウギシバ |
92項目(犬・猫)
草 | ギョウギシバ、ライムギ、ハルガヤ、オオアワガエリ、セイバンモロコシ、カモガヤ、アシ、イチゴツナギ、クサヨシ、シラゲガヤ |
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雑草 | ブタクサ、セージ、ヘラオオバコ、アキノキリンソウ、アザミ、アカザ、ギシギシ、ニワトコ、シロザ |
樹木 | ビャクシン、ニホンスギ、オリーブ、ブナ、セイヨウトリネリコ、ハンノキ、シラカバ、ヤナギ、ニホンマツ、ヒノキ、ネズミモチ、オーク、クワ |
食物 | 牛肉、兎肉、豚肉、鶏肉、鹿肉、卵、ミルク、大豆、コーン、小麦、羊肉、米、小麦、羊肉、米、七面鳥、穀草、オートミール、大麦、ジャガイモ、ビール酵母、アヒル/カモ、トマトの搾りかす、ニンジン |
食物(犬のみ) | 魚混合、エンドウマメ、コンブ |
食物(猫のみ) | 亜麻の種、マグロ、シーフードミックス |
真菌/カビ | アスペルギルス、アルテルナリア、ヘルミントスポリウム、ホルモデンドラム、ペニシリウム、ライゾープス、スマット、ミックス、ステンフィリウム、カンジダ、アルビカンス、カーブラリア、プルラリア、フーザリウム、ナイグロスポラ、サッカロマイセス、フォーマ |
室内/上皮/虫 | ハウスダスト、ハウスダスト/ダニ、猫毛、犬毛、羽毛混合、人上皮、ウール、コットン、カポック、除虫菊、匂い菖蒲、ジュート/サイザル麻、タバコの煙、オーロン/ナイロン/レーヨン、ゴキブリ、蚊、マウス上皮、ハエ、ノミ、黄色ブドウ球菌、マラセチア |
リンパ球反応検査(犬のみ)
食物タンパク質に対するリンパ球の反応を検出するもので、リンパ球を介した食物アレルギー反応を捉えます。IgE検査で陰性の場合でもアレルギー反応を検出することが出来ます。
※食物アレルゲンの原因を検出したい場合は、まず、主要食物アレルゲンパネルをお勧めします。除去食の食物を選択する場合は、除去食アレルゲンパネルをお勧めします。
検査項目
主要食物アレルゲンパネル | 牛肉、豚肉、鶏肉、卵白、卵黄、牛乳、小麦、大豆、トウモロコシ |
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除去食アレルゲンパネル | 羊肉、七面鳥、アヒル、鮭、タラ、ナマズ、シシャモ、ジャガイモ、米 |