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コトブキニュース

Vol.6  「狂犬病のお話」

コトブキ通信

Vol.6「狂犬病のお話」

担当:西渕

春になるとワンちゃんたちの予防対策に忙しくなります。
混合ワクチンやフィラリア予防、ノミ・ダニ予防、狂犬病予防接種等々…。
今回はその中の狂犬病について説明したいと思います!

 

Q.そもそも狂犬病って何?

A.狂犬病は、人獣共通感染症と言われ、人間を含めた全ての哺乳類(リス、コウモリ、キツネ、猫、牛、羊など!!)に感染します。
狂犬病ウイルスは唾液中に多く含まれているので、咬傷だけでなく、手などに傷がある場合はその患部を舐められる事によっても感染します。
狂犬病は一発発症すると、ほぼ100%の死亡率で、世界でも年間約55,000人が狂犬病により亡くなっています。
現在の日本では、犬の登録や予防接種の義務化などが確立しているため、発生は防がれていますが、海外にはまだ狂犬病が存在する国もあるため、十分な注意が必要です。

 

Q.狂犬病は防ぐ事ができるのか?

A.狂犬病は予防接種にて予防が可能です
また、この予防接種を受ける事は狂犬病予防法により義務付けられています
・生後91日齢以上の犬を所有してから30日以内の市町村で犬の登録をしなければならない
・年に1回狂犬病予防注射をしなければらない
と決められています。
しかし、年々狂犬病予防接種率が低下しているため、集団免疫効果が失われている状態です
いざという時に人の命、そして大切なワンちゃんたちの命を守れるよう狂犬病の予防接種は毎年きちんと受けるようにしましょう!
集団免疫効果:狂犬病に対する免疫。病気や妊娠中のワンちゃんは予防接種を受ける事ができないので、健康なワンちゃんが予防接種する事で、
できなかったワンちゃんたちを感染から守るという効果があります。

 

【狂犬病予防接種から登録手続きまでの流れ】

①ご自宅にハガキが届いている方は、ハガキと登録袋を持って病院へ
②狂犬病予防接種
③飼い主様に代わり、病院が手続きをします。
※新規登録の方は登録料+済み票代(\3550)を保健所に払います。(継続の方は済み票代\500のみです)
④新規の方には登録時に鑑札が発行されます(一生に一度のみ発行)
新規の方にも継続の方にも発行されるのが注射済票です。
※公布されたものは可能ならワンちゃんにつけましょう!
⑤鑑札又は注射済票を病院からご自宅へ郵送します。

きちんと毎年受けましょう!