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コトブキニュース

Vol.30 「療法食についてのお話」

コトブキ通信 Vol.30「療法食についてのお話」

担当:西渕

 

療法食について

療法食”とは特定の病気(肥満、腎臓疾患、泌尿器疾患等)に対応するために栄養バランスが特別に調整されたペットフードの事をいい、獣医師の専門的なアドバイスや処方に従って与える事を目的としています

様々な病気がある中で、治療の為には食事管理が欠かせない病気が多くあります。
こうした病気にかかってしまったら、症状を悪化させる原因となる栄養素を減らしたり、あるいは増やしたりした食事を与える必要があり、今ではそれぞれの病気に合わせて沢山の療法食が開発されました。

お約束

その1
きちんと診察を受け、獣医師が選んだ物を与えましょう!
「療法食には病名が書かれているから、ペットの病気が分かれば自分で選べるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、病気の状態や段階により必要な栄養素とそうでないものが変わってくる為、専門的な知識なしで適切な療法食は選べないのです。

その2
やめる・続けるの判断は自分でしない事
療法食は薬ではありませんが、症状に合わせて栄養素が増減されているので、獣医師がペットを直接診察した上で処方する薬の代わりのようなものです。
なので、継続的に使用する場合も定期的な診察が必要です。
獣医師の指示なく与え続けたり、与えるのをやめてしまうとペットの健康に悪影響を及ぼします。

その3
おやつは獣医師に相談してから与えましょう!

食事を療法食に切り替えてもおやつを沢山与えていると、療法食で調整した栄養バランスが崩れてしまう事があります。

その4
1日の給与量を守りましょう!

特に肥満の為に減量目的として療法食を与える場合には正しい給与量を守る事が大切です。
獣医師の指示通りの給与量を守ってこそ効果が出るものです。

 

切り替え方

いつもと違うご飯で食が進まない犬や、グルメな子の多い猫はなかなか食べてくれないことも…汗
この様な場合はまず、療法食への切り替え方に工夫が必要です。
いきなり食事を全て療法食に切り替えてしまうとペットも戸惑ってしまいます。
今まで食べていたフードに少しずつ混ぜ、徐々に療法食の割合を増やしながら1~2週間程かけて完全に切り替えましょう!
また、少し温めるのも1つの方法です。
温める事で匂いも増し、食欲を高める事につながります。

犬・猫が美味しさを感じるのは38~40℃