コトブキ通信
Vol.40 「猫の爪とぎについて」
コトブキ通信 Vol.40「猫の爪とぎについて」
担当:真次
~猫の爪とぎについて~
猫はなぜ爪とぎをするのか?
猫にとって爪とぎという行動は、生後5週齢頃からみられる本能的な行動です。
爪とぎの理由としてはおおむね以下の物があげられます。
・古くなった爪の外層を取り除いている。
・爪で対象物に傷をつけ、肉球にある「臭腺」から発せられる自分の臭いをこすりつけ、縄張りを主張している。
・ストレスを感じた時の転移行動。(例えば飼い主さんに構ってもらえなく、腹立ち紛れにガリガリと壁をひっかくなど。))
猫にとって理想的な爪とぎとは!?
・立てた時に30cmの高さがある
・安定感があり、体重をかけても動かない
・節目が縦向き
・ひっかかりが良い
・マタタビなどの臭いつき
家具に対してしてしまう爪とぎの対処法
・すかさず爪とぎ器をあてがう
もし家具などにやってしまっても怒ってはいけません!猫が気に入る爪とぎが見つかるまで待ってあげましょう
・爪とぎやマットで家具をカバー
猫が家具などにしてしまう場合には、そこにマットなどをかければ必然的に爪とぎ器を使うようになります。
・障害物を置く
爪とぎをしてしまう家具の前に観葉植物(有毒でないか必ずチェック!)などを置いてみましょう
・爪とぎを新品に交換する
爪とぎがボロボロになっているのに放置していると、よりとぎ心地の良い場所を求めて家具や柱に辿りついてしまう事があります。