コトブキ通信
vol.78 冬は泌尿器系の病気にご用心!

コトブキ通信 Vol 78 担当横山
○冬は泌尿器系の病気にご用心!○
冬場は活動が減り、気温が下がる為、水分を取る量が減ります。
特に猫は水分を取らなくても体の水分をうまく使い濃縮された濃い尿を出せる体の仕組みとなっております。その為、腎臓に常に負担がかかっており、泌尿器系の病気にかかりやすいです。
尿路結石
尿管や膀胱に結石が出来てしまう病気。
結石の大きさ、数、種類は猫によって個体差があります。
結石が大きくなり、尿管を閉塞してしまうと尿毒性を起こして死に至る危険性があります。
膀胱炎
膀胱内で炎症が起きてしまう病気。
再発しやすく血尿や、何度もトイレに行く、尿を出す際に痛みを感じるなどがあげられます。
原因と対策
冬の泌尿器系の病気にかかる原因は飲水量が減ってしまうことが一番の原因です。
以下のことを意識して、猫に水分を取ってもらうように工夫していきましょう。
・水飲み場の変更を増やす
・ドライフードをふやかしてみる
・ぬるま湯を与えてみる
・いろいろな種類の器を試す
・ウェットフードを与える