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病気について

犬の甲状腺機能低下症について

私たち人間でいう、橋本病である、甲状腺機能低下症は体の代謝を活発にする役割を持つ甲状腺ホルモンの分泌量が減少することで起こる病気です。発症すると、元気が無くなったり、体重が増え肥満傾向に。。。脱毛や、皮膚が黒ずむなどのさまざまな症状が起こります。

 

症状について

  • 毛が薄くなる
  • 脱毛
  • 元気がなくなる
  • 寒がりになる
  • 体重が増える(肥満傾向)
  • 皮膚が乾燥してフケが出る
  • 皮膚が黒ずむ
  • 皮膚が厚くなる
  • 感染を繰り返し起こす

など・・・

全体的に犬の表情がいつも悲しそうに見えてくることもあります。この他にも、心拍数が遅くなったり、発情が止まったりすることがあり、重症になると、昏睡に陥ったり、意識障害を起こしたりする場合もあります。

 

なりやすい犬種

  • ゴールデンレトリーバー
  • シェルティー
  • 柴犬
  • ダックスフンド
  • ド―ベルマン
  • ミニチュアシュナウザー
  • プードル
  • ボクサー

これらの、中型犬や大型犬に多く見られ、小型犬ではあまり見られません。

 

原因について

★自己免疫疾患である免疫介在性甲状腺炎などによって引き起こされる。

主に、免疫介在性のリンパ球性甲状腺炎と、特発性甲状腺萎縮によって引き起こされます。この病気の一部には、遺伝的要因の関与が考えれられていますが、明らかではありません。また、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)などの他の病気が甲状腺ホルモンのはたらきを阻害し、同様の症状を引き起こすことがあります。

 

治療について

★甲状腺ホルモン製剤の投与を行います。

甲状腺機能低下症になると、他の病気が原因で起こるものを除いては、生涯に渡って治療を続けなくてはいけません。

 

予防について

★早期発見・早期治療を心がけることが重要です。

この病気の予防法はありません。なので、早期発見・早期治療を心がけることがとても大切です。気になる症状が見られる際には、来院して頂き、検査を行いましょう!

 

【チェックリスト!!】

※2つ以上当てはまったら、相談に来て頂くか、検査を行いましょう!

□なんとなく、いつも元気がない

□寝てばかりいる

□散歩をあまり喜ばなくなった

□表情がぼんやりしている

□呼びかけや物音に対する反応が鈍い

□食欲が変わらないのに太る

□毛並みや毛づやが悪く、毛がゴワゴワしている

□毛が良く抜ける

□左右対称に毛が抜けて薄くなっている部分がある

□尾の背側や付け根が脱毛している

□皮膚で黒ずんでいるところがある

□皮膚病や外耳炎などが治りにくい

□寒がりになった

□ぶるぶると小刻みに震える

□歩き方がぎこちない

□発情サイクルが不定期、または来ない

どうでしたか・・・?

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