コトブキ通信
Vol.49「フェレットを知ろう」
コトブキ通信 Vol.49「フェレットを知ろう」
担当:吉永
~分類と生態~
フェレットは肉食目 – イタチ科 – イタチ属に分類されるイタチの仲間です。
イタチ属の仲間は、発達した肛門腺(臭腺)を持ち
刺激臭のある分泌液によって敵から身を守り
異性を引き付け、縄張りを主張します。
~身体のしくみ~
視力…フェレットは目が悪い事が知られています。
特にアルビノ種は、視力が悪いので
おどろかないように声をかけて触るようにしましょう‼
一方、聴覚や嗅覚は発達しています。
歯…歯も頭の骨も、肉食動物の特徴を備えています。
顎が短く、噛む筋肉も発達しています。永久歯は合計34本です。
消火器…消化管は肉を短時間で能率よく消化できる構造で
繊維質を消化するための盲腸はありません。
臭腺…フェレット特有の体臭は臭腺の分泌物によるもので、肛門脇の
一対の肛門腺、体全体に分布する皮脂腺などから分泌されます。
興奮時には分泌物を放出して敵を威嚇します。
おびえたり、驚かせたりしても分泌され、人にとっても大変な悪臭です。
~フェレットと人の年齢換筧表~
フェレット / 人
2~3ヵ月 / 3~8歳
4~6ヵ月 / 8~16歳
1~2年 / 20~30歳
3~4年 / 40~50歳
5~6年 / 60~70歳
7~8年 / 80~90歳
9~10年 / 100歳