コトブキ通信
Vol.50「膝蓋骨脱臼について」
コトブキ通信 Vol.50「膝蓋骨脱臼について」
担当:吉永
膝のお皿の骨(膝蓋骨)が正常な位置から内側もしくは、外側にずれてしまう病気です。
事故が原因になることもありますが、先天性が多く特に重度の場合は成長に伴って足の骨が曲がってしまい、歩けなくなることも。
■発症の原因は?
先天性な原因が多く、子犬の頃からみられるのが、一般的です。
高いところからの落下などの外傷が原因となることもあります。
■症状は?
・歩いている途中に足を痛がったり、伸ばしたりする
・後ろ足に力が入らない
・極端なX脚やO脚
■治療は?
・痛みもなく軽度のものであれば保存療法を行います。
・痛みや脱臼の程度により手術が必要となることもあります。
■病気がわかったら…
1、適切な食事をあたえ、痩せすぎや肥満にならないように気をつける。
2、負担のない程度の散歩を行い、激しい運動を避ける。
3、獣医さんの指示に従って、関節の健康を維持するためのサプリメントなどを継続的に与える。