コトブキ通信
Vol.53 「犬にとって危険な花」
コトブキ通信 Vol.53 「犬にとって危険な花」
担当:吉永
<犬にとって危険な花>
ユリ
犬にとってすべての部位が危険‼誤食した場合、腎不全や脱水症状、
視覚障害を引き起こすと言われている。
スイセン
特に眼球に注意‼触れることで皮フ炎、食べることで嘔吐や下痢
昏睡、低体温などの危険がある。
アサガオ
種を食べると幻覚や嘔吐、下痢を引き起こす。
紫陽花
ふらつきや興奮、過呼吸、嘔吐、ケイレン、マヒなどの中毒症状。
チューリップ
全ての部位が危険‼ケイレン、嘔吐、下痢、などの症状を引き起こす。
キキョウ
根の部分に注意‼嘔吐、下痢、胃腸炎、血圧低下、溶血。
シクラメン
特に根の部分が危険‼神経マヒやケイレン。
ツツジ
嘔吐や下痢、よだれが大量に出る、ケイレンや昏睡。
パンジー
種と根に毒性の成分。嘔吐、神経マヒ。
ポインセチア
葉と樹液は毒性があります。樹液により皮フ炎、食べることで嘔吐や下痢。
ヒガンバナ
花全体に毒性あり。嘔吐や下痢、昏睡など。
カーネーション
触れると皮フ炎。食べると胃腸障害。
<犬にとって危険な観葉植物>
ポトス
口の中の痛みや激しい炎症、皮フ炎や嘔吐、発熱。
アロエ
犬にとっては死に至ることもあります。嘔吐や下痢のほかに
腎臓にも悪影響を与え血尿が出る場合も。
ドラセナ
嘔吐や下痢のほか、手足の腫れ、マヒ、脂肪に至ることもある。
<もし食べてしまったら…>
すぐに動物病院へ。直後に症状が出てこなくても、後から重症化する可能性もあります。
その際、獣医師が的確な判断ができるように「何を、いつ、どのくらいの量」を
食べさせたのかが治療の際に重要になります。
食べてしまった花や観葉植物を写真に撮ったり持っていくようにしましょう‼
少しだからと軽く考えず、少しでも食べた場合は動物病院に電話しましょう‼